七草粥
昨日朝、会社のポストに春の七草パックが入っていました。お隣さんが家で作ったものです。昨年もいただきました本当にありがとうございます。

6日から「寒の内」の初日「寒の入り」です。寒の内は小寒と、次の節気大寒を合わせた期間で、一年で最も寒い時期になります。この時期消防団が新年最初の演習を行ったり武道の寒げいこを行います。
そして、今日七草粥をいただけば、一年間無病息災で過ごせるといわれております。七草粥は、寒さに負けず芽吹いた若草の精新な生命力に健康を願うならわしです。
その効用は、
セリ---血液をきれいに保ち、高血圧や動脈硬化の抑制にも作用します。さらには胃腸の調子を整えるという整腸効果も持っているという、まさにスーパー食材なのです
ナズナ --高血圧・解熱・便秘・利尿・解熱・止血作用に効果があるといわれています。
ゴギョウ(ハハコグサ)--咳止め・痰きり・喉の炎症・利尿・むくみに効果があるとされています。
ハコベラ(ハコベ)-- 効能は七草の中でも多く、利尿作用・止血作用・鎮痛作用をはじめ、歯槽膿漏の予防薬として使用されてきた歴史があります
ホトケノザ(タビラス)-- 健胃・整腸作用、高血圧予防などがあるとされています。
食べ方としては塩ゆでした後に流水にさらし、苦みなどを取り除いてから使用します。しょうゆの炒め物や天ぷら、山椒を効かせた佃煮にも調理されています
スズナ (カブ)--は便秘・胃潰瘍・胃炎・風邪・骨粗鬆症・がんの予防に良いとされています。そのため、胃腸の調子が悪いときに食べられてきました。
スズシロ (大根)--栄養素としては、ビタミンA、C、食物繊維、ジアスターゼ、アミラーゼ、フラボノイドが含まれ、根と葉両方に栄養が詰まっています。消化不良や二日酔い、頭痛、発熱、冷え性、胃炎、便秘の解消など他にも様々な効能が期待されています。
以上、これをいただいて今年も元気でいたいものです。
