今日の誕生花
12月19日の誕生花は「クリスマスローズ」です。「クリスマスローズ」について、花言葉や基本情報、色別の花言葉、豆知識など気になる情報をご紹介!
12月19日の誕生花
12月19日の誕生花は「クリスマスローズ」。
「クリスマスローズ」の花言葉は「いたわり」「追憶」。
俯きがちの花に由来しているのか、少し後ろ向きな花言葉の多いクリスマスローズ。後ろ向きながらも、思いやりのある素敵な花言葉をもっています。
クリスマスローズについて
科・属 キンポウゲ科・ヘレボルス属
和名 寒芍薬
英名 Hellebore、Christmas rose
学名 Helleborus 、Helleborus niger
原産地 ヨーロッパ・西アジア
開花期 10月~4月
クリスマスローズの特徴
クリスマスローズは、クレマチス、ラナンキュラス、アネモネなどと同じキンポウゲ科の植物で、花期は10月~4月です。日本では他のヘレボルス属を全てひとくくりにクリスマスローズと呼びますが、欧米ではヘレボルスが一般的な名前です。クリスマスローズという名前ですが、日本の品種は春咲きです。
クリスマスローズの種類
有茎種
茎が立ち上がって葉を展開し、その頂部に花を咲かせます。根茎は未発達で細い根が生えます。
無茎種
葉柄と花柄が根茎から別々に直接出ています。根茎は丈夫で太い根が生えます。
花色や咲き方の種類
一重咲きの花が昔からあり、最も一般的な品種です。しかし、最近は八重咲きの品種や半八重咲きの品種などもよく見られます。花色は白やピンク、紫、緑、黒など落ち着いた色のものが多くあります。グラデーションのように花びらの先になるにつれ色が濃くなっているものや、縁だけ色がついているもの、スポットのように細かい斑点が花の中心に濃く入っているものなど、様々なものがあります。花の色が黒や紫など、濃い色の場合は葉の色も濃いものが多くあります。
クリスマスローズには園芸品種名がない⁉
クリスマスローズは株分けで大量に増やすことはできません。そのため、種で増やしています。しかし、種で増やしても花色、花形、花の模様が安定せず、同じ花が咲きません。それがクリスマスローズの最大の特徴であり、最大の魅力です。そのため、園芸品種をつけられないのがこのクリスマスローズなのです。 同じ花が咲かないからこそ、好みの花を見つけて、育て、新しく交配する楽しみができることがクリスマスローズの魅力の一つとなっています。
クリスマスローズを切り花で楽しむ
クリスマスローズを切り花で楽しむときは、1番花が咲いてすぐに切ってはいけません。第2花が咲き出すまで、切り花は我慢です。切ったお花はバケツや花瓶などに40度位のお湯を入れ、花の下から茎たっぷりに浸しそのまま冷めるまで入れておきます。クリスマスローズならではの湯上げです。湯あげをしたら、花瓶にたっぷり水を入れ深く水に浸かるように生けて下さい。