バイクの運転代行?
バイクの運転代行は、存在するのでしょうか?
という記事が出ていました。 その昔、運転代行が普及しだした頃は時々バイクの運転代行の依頼がありました。代行の主旨からも断ることもないので、お受けしており乗務員も何の抵抗もなく運転をしておりました。それから時代の移り変わりと共に自然とバイクの代行の依頼はなくなってきていますが、この記事では残念ながらバイクの運転代行は存在しないと、はっきり断言しています。
つまり法律によって運転代行の定義がなされているそうです。その定義とは、
1 飲酒で運転ができなくなったものに代わって車を運転する。
2 客車に依頼者を同乗させる。
3 客車に代行業者の車が随伴する。
4 随伴車には、依頼者を同乗できない。
5 バイクには二種免許がない。
以上の規定があるのでバイクの運転代行サービスは提供できないと結論づけていました。
話は変わりますが、私共は昔バイクで運転代行をしていた時期があります。昭和60年ごろだと思いますが、日本に折り畳みバイクが無いのでイタリアから輸入した折り畳みバイクをお客様のトランクに収納し(もちろんバッグ付き)お送りし帰りはそのバイクで一人で帰っていました。35・6台のうち3台のバイク部隊で稼働していたものです。現在でも、この形態で営業している業者さんもいると聞きます。
その後、法律が出来ていろいろな規定がつけられて今のような形が出来上がっていますが、所管が公安委員会になっておりますので管理体制は整っていますが、サービス産業としてもっと柔軟な対応ができるよう、たとえば昼間に空いた車両のステッカーを外して使えるようにするとか(今は外せない規制)新しいニーズに対応できるように法規を見直す必要があると思います。