運転代行の今
ことしの5月3日から16日までの岡山県の飲食店に対する時短要請に始まり5月17日には緊急事態宣言まで出されました。これは5月31日までとされましたが、さらに6月1日から20日までの宣言延長になり今に至っております。
そもそもコロナの影響が出だしたのが昨年の3月末頃からです。当時は「夜の街」が蔓延の元凶のごとく言われ飲食業関連への風当たりが強くなりましたがそれに続く第2波、第３波と経るにつれて人々の見方も冷静になり兵庫県の感染者数のパーセンテージを見ても飲食店は全体の最下位のわずか２．９パーセントと新聞に出ておりました。にもかかわらず今日もコロナウイルス感染防止等として、きわめて厳しい時間制限を又アルコール類の禁止などの制限がかけられています。最近になって、その業態や内容に応じてより合理的なものに見直すよういろいろな提言が出てくるようになりました。
その中で、飲食店等の時短要請に従った店への保証金等で1日当たり最大20万円の時短協力金が給付される等の援助があるようです。しかしながら、飲食店と直接つながって営業が成り立っている運転代行業に関しては飲食店等になされているような支援が全くありません。この運転代行という仕事は、タクシーと違い1件の仕事をふたりで行いますので多くの従業員を抱えており雇用の受け皿として社会に貢献しております。
現在コロナの影響で仕事がない状況に陥り、多数の従業員が休業の状態でなすすべくもなくじっと待機の状態になっており、この現状を会社として支えるよう懸命の努力をしております。1日も早く、もとのにぎやかな街になるよう望んでやみません。
