車屋さんのキッズコーナーで
子供のボルダリング効果①:体が鍛えられる
ボルダリングは全身を使って登るスポーツなので、登っているだけで自然に身体(体幹)を鍛えることができます。
そして、課題によっては子供の身長では届きにくい課題があります。子供は周りの大人に負けないようにと、大きく腕を広げて精一杯動かしたりするのですが、その動きが肩甲骨や股関節を柔軟にさせるのです。
体幹や柔軟性はさまざまなスポーツをするときに使いますので、子供が小学校でいろいろなスポーツをやるときに、ボルダリングで鍛えられた体幹や柔軟性は大いに役立つでしょう。
子供のボルダリング効果②:集中力が身につく
課題(コース)を登るときに、オブザベーションという「登り方を考える」ことをします。一手目はどのホールドで、足はどのホールドを使うのかなど、ボルダリングで課題にトライする度に、オブザベーションをすることで繰り返し集中することになります。
オブザベーションというのは、子供はもちろん大人でも、集中するときのスイッチを入りやすくしてくれるのです。
また、子供は“課題を完登する”という目標を達成するために、一生懸命考えて頑張ります。「目標を達成するために頑張る」ので、ボルダリング以外でも目標を達成するために頑張る力を発揮するでしょう。
子供のボルダリング効果③:思考力が身につく
課題にトライして落ちてしまったら、子供は「なんでゴールができないんだろう……」と考えます。どうやって登ったら完登できるのか、次の一手はどう出すのかなど、登り方を頭の中でよく考えることで、思考力が身につくようになります。
頭の中で登り方などを考えて組み立てて行くことが、将来何かに躓いたとき「どうしたら良いのか分からない」ではなく、「どうしたらできるのか」と解決するための力になるのです。
子供のボルダリング効果④:協調性が身につく
ボルダリングは一人で行なうスポーツですが、他の人とコミュニケーションをとらないスポーツなのかと言うとそうではありません。
基本的には一つの壁に対して登って良いのは一人です。同じ壁をトライしている人がいる場合は、譲り合いが必要になります。また、同じ課題をトライ人がいたら、自然とお互いに助け合ったり、一緒に同じ課題を登りあったりしたりと、他人とのコミュニケーションをとることがあります。