アップルゴーヤ
1.アップルゴーヤの特徴
アップルゴーヤは白くて大きな実が特徴のゴーヤです。
実は人の顔くらい大きくなります。
実の重さは1㎏以上になります。
実は緑のものと白いものがあります。
実が大きいのですが、収穫量も多く、
あばしゴーヤと同じくらいの20~30個の実がなります。
苦みは薄くとてもマイルドで、一般的なゴーヤの苦みの1/10です。
これくらいの苦みであれば、
苦い野菜が苦手な子供でも生食できそうですね。
ツルの伸び方もあばしゴーヤと変わらず、3~4m伸びます。
アップルゴーヤでも緑のカーテンをつくることができます。
2.アップルゴーヤの育て方
アップルゴーヤの作り方は、
一般的なゴーヤと基本的には変わりません。
ただ、実が大きい分肥料をたくさん必要とします。
元肥と追肥は多めに施す必要があります。
堆肥には油かすや鶏糞などを使用し、熟成させておきます。
プランターでも育てることができますが、
露地栽培の方が大きく生長し、実の数も多くなります。
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実が大きくて重いため、支柱は頑丈に立てる必要があります。
本葉5~6枚で摘芯を行い、伸びてきた子ヅルを誘引していきます。
実がなり始めたら液肥を追肥として施します。
通常は2週間に1度くらいでよいのですが、
アップルゴーヤは10日に1度の割合で施していきます。
実が白く大きいので収穫し忘れる心配は少ないのですが、
完熟する前に収穫を行うのが良いです。
実を完熟させると、株が早く弱るためです。
台風がやってきたときには少し注意が必要で、
重たい実がなっていると風で飛ばされたり、
支柱が倒れる危険性があります。
台風の前にはまだ収穫時期になっていない、
実も収穫してしまいましょう。
3.アップルゴーヤの食べ方
アップルゴーヤは苦みが少なく、
サラダにしてもおいしくいただけます。
縦半分に切り、スプーンで中のワタを削り取ります。
生で味わうのであれば薄くスライスします。
炒めもの、チャンプルにすると口当たりがまろやかでおいしいです。